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土のある暮らしを求めて、マンションから戸建てへの住み替えを決意したSさまご夫婦。昔住んでいた一軒家を解体し、その敷地へ新たに庭を設けての建て替えを計画。独立した子どもたちの家族も集える安らぎの場所にしたいと、高性能住宅を手掛ける「SANKO」へ依頼した。
温暖少雨な瀬戸内海式気候の恵みを存分に享受できる岡山県だが、季節の寒暖差に悩む人が多いことも事実。そこで「できるだけ体に負担のない生活を送りたい」というご夫婦の希望を、同社が基準とするハイレベルな高気密・外断熱工法と自然素材をふんだんに用いた施工によって実現。さらに軒や窓の配置で日射を調整する緻密な設計、足元から家を暖める床下エアコンや効率の良い換気システムを採用することで、外とのつながりを感じられる大開口と年中快適で健やかな住空間を両立させた。
庭の眺めを楽しみたいという当初からの要望には、全ての部屋を庭と隣接させる巧みなプランニングで応えた。大きく開かれた窓が取り込む大空と庭の景色は、時間や季節ごとに表情豊かな変化に富み、自然みあふれる里山を思わせながら建物の続きであるかのような開放感をもたらしてくれる。多彩な雑木や草花が四季折々の風景を描き出し、水場に集う小鳥のさえずりや木の香りとともに非日常のくつろぎを与えてくれる様子は、まさに Sさまが求めていた庭と住まいの在り方そのものといえるだろう。
現在、週末だけを過ごす別荘のような暮らしを楽しんでいるご夫婦。憧れていた緑と土に触れる日々に心癒やされながら、豊かな彩りを添えてくれる庭のある暮らしを堪能している。
建築実例データ | |
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岡山でいち早く高気密・外断熱工法を採用し、そこから常に研究開発を行い、進化し続けています。それは全て、お客さまに健康で快適に暮らしていただくため。世界基準の超高性能×自然素材×大工力でお客さまを幸せにしています。住んでからの満足度が高いのも自慢です。
副社長 丹生 慶子