住宅街の一角に佇む、日差しと庭の緑に包まれるYさま邸。太陽の熱と空気の流れを利用して室内環境を整えるOMソーラーを採用し、寒い冬も底冷えせず家全体がほんのりとあたたかく、夏も心地よい住まいとなっている。一体となったリビングダイニングキッチンや、小上がりで緩やかに分けた和室など、間仕切りの少ない間取りは、あたたかい空気が家全体に広がりやすく「2階の寝室へ上がっても温度差をほとんど感じません」とYさま。2人のお子さまは冬でも裸足で過ごし、ヒノキの無垢床の心地よさを感じながら過ごしている。
実家で木の良さを実感していたことから、家づくりの際にはまず「木の家」を希望したというご夫婦。内装は木を使いつつもさほど全面に出さず、壁や天井を白色で仕上げ、自然な空間に。奥さまの希望で、広い作業台のあるキッチンもかなえた。キッチンからは家族が集うリビングや和室を見渡すことができ、その向こうにはデッキからつながる庭が広がる。外からの目線をうまく遮り、窓を開放し緑や風を感じる暮らしを実現。
まちなかでありながら緑を身近に感じ木のぬくもりにふれる、心やすらぐ暮らしをYさま家族は満喫している。
建築実例データ | |
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私たちは家づくりにおいて、自然や風土などの地域性を大切にしたいと考えています。家は住まい手さんのものであるとともに、町の景色を形成する重要なファクターでもあります。讃岐には讃岐の家がある…地域、人々、その風土とともに木の家をつくる。私たち「菅組」の家づくりです。
代表取締役社長 菅 徹夫