兵庫県姫路市にある分譲地の一画に誕生した「高谷工務店」のモデルハウス。約40坪の敷地にありながらも緻密な計算による工夫により、その狭さを一切感じさせることがない。「都会にいながら、自然や家をゆとりを持って楽しむことができる。狭い敷地だからと庭や広いLDKを諦めるのではなく、設計の工夫次第で夢をかなえられることを提示したかったんです」と高谷社長。
敷地を目いっぱい活用し、太陽の光や自然の熱を存分に取り入れるため、あえて真南に向くよう斜めに建てられた住まい。限られたスペースを巧みに生かし、玄関は3方向に緩やかに区切ることで、目的に合わせた無駄のないスムーズな回遊動線を実現。将来的には現在の2LDKから3LDKへ間取りを変更することも可能だ。墨を配合したモルタル壁のアクセントが美しいリビングは、壁を斜めに取ることで視線を奥へと誘導。天井も床も全てリビング側の一番長い壁に合わせて斜めに施工しているため、数字以上の広がりを感じさせる仕上がりに。LDKのどこにいても視界を遮るものがないのは、柱を極限まで省くことができるSE構法ならでは。遮へい物をなくすことで、外の目を気にせず利用できるプライベートなウッドデッキの庭と室内が緩やかにつながり、空間により一体感や広がりを感じられる。
吹き抜けを介して一定の温度に保たれ、一年中はだしでも快適に暮らせるほどの高い住宅性能と、無駄を削ぎ落とした都会的なデザインを持ち合わせた高性能住宅「はだしの家」。移りゆく歳月とともに味わいを増す自然素材に囲まれ、日常にゆとりと心地よさをもたらせてくれるだろう。
建築実例データ | |
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「はだしの家」は一年を通して快適かつ安心・安全な家づくりに取り組んでいます。標準仕様で断熱・気密・耐震性能は最高レベル。コミュニケーションを大切に、じっくり丁寧にヒアリングしながら設計しますので、趣味や個性を踏まえたデザインが可能です。職人の技術力も高く、難しい施工もアイデアで柔軟に対応します。自由な発想で一緒に理想の家づくりを楽しんでいただきたいと思います。
代表取締役 高谷 大輔