「毎日あちらこちらをなでたくなるんです。ヨシヨシって。これからもずっとずっと、かわいがっていきたいですね」と破顔一笑するMさま。日に日に愛情が深まるばかりだというその存在とは、わが家のことである。木がふんだんに使われた心地よい空間。さえわたる清らかな空気感を全身に感じながら暮らす幸せを、同居する娘さんと共に毎日実感しているという。 長年にわたる賃貸暮らしに別れを告げ、そろそろ終の棲家を持ちたいと家づくりを検討し始めたMさま親子。当初はログハウスにしようとも考えていたというが、女性二人が丸太をメンテナンスしながら暮らしていくのは難しいだろうと断念。二人とも木に囲まれた住まいを望んでいたことから、無垢の木や自然素材を使った家づくりに定評のある住宅会社や展示場を巡ったそうだ。「最初はハウスメーカーを考えていましたが、いろいろと話を聞いてもらうにつれてその対応に違和感を感じるようになってしまって…」とMさまは振り返る。そんな時、目にしたのが「森本工務店」のHPだといい、話を聞いてもらおうと足を運んでみたのだとか。「私たちの思いにしっかりと耳を傾けてくれる誠実な姿勢に惹かれました。社長やスタッフの人柄はもちろん、手作り感あふれる職人の仕事ぶりにも感動したし、ここなら安心してお願いできると確信できましたね」とMさまは目を細める。 Mさま親子念願の住まいは、多彩な種類の木を適材適所に使い分け、技巧をこらした仕事が随所に施されている。飾らないシンプルな空間は、ぶれない芯を感じさせつつ、二人の暮らしを優しく受け止める懐の広さがある。「この家で暮らし始めてから生活に張りが出た気がします。私も娘もこれまで庭いじりなんてしたこともなかったけど、太陽の下で草抜きしたり花を植えたりするのって、こんなにも気持ち良かったんですね。そうそう、新しく二人で三味線にもチャレンジし始めたんですよ!」。Mさまはそう言いながら、この日一番の笑顔を見せた。
建築実例データ | |
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新築工事だけでなく、リフォーム、外構工事、不動産取引、公共事業、神社仏閣の改修工事まで、地域のお抱え大工として成長し、3,900件を超えるお施主さまとお付き合いさせていただいております。私たちは家づくりを通してご家族の笑顔や幸せを創っています。ものづくり、自然素材が大好きな私たちと一緒に、何世代にもわたって住み続けていただける、価値ある住まいを作りましょう。
代表取締役 森本 一